wxDialog の概要

クラス: wxDialog

ダイアログボックスはパネルに似ており、コントロールを配置するために使用するウィンドウですが、以下の例外があります:

1. 周囲を囲むフレームが暗黙的に作成される。
2. コントロール間のタブ遷移など、自動的に追加の機能が付与される。(Windows のみ)
3. ダイアログボックスが モーダル の場合、ダイアログボックスが閉じられるまでプログラムがブロックする。

Windows 3 ではモーダルダイアログはモードレスダイアログとメッセージループを使用してエミュレートしなければなりません。これは、Windows 3 ではモーダルダイアログの内容はリソースファイルから読み込むか、ダイアログの初期化メッセージを受信したときに作成する必要があるためです。wxWidgets ではウィンドウの内容が作成される前にウィンドウを作成して表示するため、これは wxWIdgets にとって制約になってしまいます。

ファイルの選択を含む、ダイアログの便利関数は ダイアログ関数 を参照してください。

また、wxDialog が継承している関数については wxPanel と wxWindow を参照してください。コントロールのバリデーションは バリデータの概要 で触れています。